2015年7月10日金曜日

簡素な空間


ごく限られた予算で武骨な倉庫をテーマに設計してもらった我が家。逗子の間伐材を主に、壁や床は杉の合板やシナベニアを用いています。壁はあとで漆喰を自分で塗ろうと考えていたのですが、なかなか実行に移せていない。そのうち、経年変化で飴色になって、素材剥き出しの無垢な感じもまたいいと思っているところ。こうしたふつうの木材で構成される空間に出合うと、自分の住居との共通点に居心地よく感じたりします。だから、そんな場所の存在を知ったら、できるだけ訪ねてみたい。いまいちばん興味があるのが、南青山の「buik」。インスタにアップされる写真から推察するに、コンクリートの土間、シナベニアや合板の部材やテーブル、アルヴァ・アアルトのスツール、「THE FIVE★BEANS」の豆で淹れるコーヒーなど、惹かれる要素が多く、ゆったりと過せそう。

LEICA M-E SUMMILUX50mm

追伸:シナベニアをインテリアに多用したル・コルビュジェの「休暇小屋」を訪ねるのも夢。埼玉行田市ものつくり大学に再現された小屋をまずは見学したいなぁ