ごく限られた予算で武骨な倉庫をテーマに設計してもらった我が家。逗子の間伐材を主に、壁や床は杉の合板やシナベニアを用いています。壁はあとで漆喰を自分で塗ろうと考えていたのですが、なかなか実行に移せていない。そのうち、経年変化で飴色になって、素材剥き出しの無垢な感じもまたいいと思っているところ。こうしたふつうの木材で構成される空間に出合うと、自分の住居との共通点に居心地よく感じたりします。だから、そんな場所の存在を知ったら、できるだけ訪ねてみたい。いまいちばん興味があるのが、南青山の「buik」。インスタにアップされる写真から推察するに、コンクリートの土間、シナベニアや合板の部材やテーブル、アルヴァ・アアルトのスツール、「THE FIVE★BEANS」の豆で淹れるコーヒーなど、惹かれる要素が多く、ゆったりと過せそう。