2015年10月3日土曜日

エジソン電球


ぼくの家の1階はグレーの土間になっていて、漆喰の白壁に桧や杉材、竹かごのライトブラウンがさし色となる静謐な空間。キッチンの什器は業務用ステンレスで構成されているから、クールなどこかのカフェで過ごしているような心地になれます。





そんな空間は隅々まで照らし出すのではなく、ほのかな灯りでほんのりとした光で満たしたい。天井からのライティングに電球色のLEDをいろいろ試したけれど、結局はワット数の少ない昔ながらの白熱電球の温かな色合いが自分にはベストという結論に至りました。



明るく照らすという実用性はないのですが、情緒の豊かさをもたらす効果は抜群な、エジンソンライトを復刻した「エジソンバルブ」。仕事の帰りに丸の内のコンランショップで求めました。その淡いオレンジの色合い、やわらかな光の質はLEDがこれから技術革新が進もうとも再現はできないのではと思っています。

LEICA M-E  ,  MACRO-ELMAR90mm