2016年10月5日水曜日

アガベ・アテナータがやってきた


メキシコの砂漠、葉山のビーチなど、極度の乾燥地帯で生きぬくたくましさ。太古の造形を想起させるたたずまい。強く惹かれて、アガベ(竜舌蘭属)という植物を育ててみたいと夢みていました。そこで、三浦半島で熱帯植物の地植えに熱中する友人のコネクションで、南房総・館山の「エキゾチック・プランツ」尾崎さんに相談。



選んだのはアガベのなかでも棘のないアガベ・アテナータという種。先日迎え入れた沖縄の角甕に納めてちょうどよく見える大きなサイズを探してもらいました。幹丈約30cm 鉢のサイズ7号。立派な個体を見つけてくださり歓喜感激。

植物への深い愛情が伝わる、ていねいな梱包をあけ、鉢を入れる。葉がターコイズ色に彩られた角甕の縁からふんわりと露呈。まさに求めていたイメージ通りと悦に入る。しかし、2葉が甕の内側に隠れてしまうので、多肉植物園芸家からの助言をもとに、甕の底に台を入れ、鉢を浮かせることにしました。



根への通気性をも考慮し、風通しがよく陽射しが入るコーナーへと移動。さて、うまく育てることができるかな。尾崎さんにも上手なつきあい方をお聞きしなくちゃ。成長を見守りながら、しばらくドキドキする日々が続きそうです。

LEICA M-E , SUMMILUX50mm / f1.4 ASPH.
MACRO ELMAR90mm / f4