2020年2月21日金曜日

フラットホワイト



佳い運気を呼びこみたいときに憩う仕事場近くの「盆源珈琲」。ほかのお客さんが居ないときには店主のシライシさん、トビタさんとたくさんおしゃべりして流れを変える。



すると不思議と良縁や幸運にめぐりあえるから、ぼくにとっては最強のパワースポット。



店の大きな特徴がラテメニューの豊富さ。けれど、ネーミングからは具体的な味わいが直観的にわからないものもいくつかある。せっかくのバリエーションがもったいない。



そのひとつが『フラットホワイト』。通常のラテより泡の量が少なく、ビター感が強く前に出る一杯。じっさいエスプレッソの分量も少し多いそう。豆はブラジルベースでマイルドな「盆源ブレンド」あるいは自然栽培でフルーティな「プレミアム・ウガンダ」の2種から選べる。ぼくは後者が好み。口にふくんだとたん果実のほどよい酸味が穏やかに開き、あとからビターな風味がじんわりと溶けこんでくる。



こうした魅力的な特徴は直接尋ねないとわからないのがもどかしい。ソムリエと同じく、焙煎士やバリスタも豆やコーヒーの特色を饒舌に、SNSや店内のメニュー掲示などいろいろな手法もっと伝えたらベターではないかと思う。もちろん「べき」ではなくて、店主の自由であり、まったくもって余計なお世話なんですが。

SIGMA DP3 MERRILL 75mm / f2.8