2015年4月29日水曜日

Fry SAKAI


横浜の山手から湾岸へ。隔週でジョギングしながら気になる店に寄ります。先日は山元町二丁目商栄会の一軒、「フライ屋さかい」で揚げ物を買いました。大ぶりのコロッケをはじめ、ハムや串カツ、ちくわなど注文を受けてから揚げてくれる。ひっきりなしの来客に応え、寡黙に仕事をするこの店の利用法には基本的なコツがあるようです。たいてい常連と思われる地域住民が店周辺で「揚がり待ち」していますが、臆することなく、まず店の人に欲しいものを申告し、列に並ぶのが第一の基本。2番目の基本はオリジナルのソースをかけてもらうこと。その香りと味わいは、子供のころ、東京の下町でときめきながら口にした、レバフライや揚げ餃子に染み込んでいたソースを想起させ、懐かしさで胸が熱くなりました。3番目の基本は持ち運びに気を付けること。容器からはみ出さんばかりのボリューミーな揚げ物にたっぷりとソースをかけてくれるのですが、テイクアウトの移動中、容器を包む紙にソースが染み出し、外で食べようとすると手がソースまみれになります。近くの根岸森林公園まで坂道を上っていったのですが、わりと慎重に運んだつもりでも、この事態を回避できませんでした。次回は家から容器を持参し、入れてもらえるか頼んでみようと思っています。

SIGMA DP3 MERRILL