2015年4月8日水曜日

le canon


初恋の女性の面影に淡い想いを抱き続けるように、はじめて口にした自然派ワインから受けた強い印象を忘れられません。ぼくの場合、自然派を適切に選び、管理するセラーに予算を告げ、その選択肢のなかでの最初の1本として差し出されたのが、『le canon』でした。除草剤や農薬、化学肥料に土壌が汚染されていないフランス、ローヌ地方の畑で大岡弘武さんがつくるワイン。あの独特の香りと、亜硫酸を含め化学的なものを何も加えず、ブドウ本来の力だけで発酵する、ぴちぴちとした瑞々しさに、ぼくは率直に感銘を受けました。その個性に再会したくて「湘南ワインセラー葉山店」を再訪。口のなかで弾けるようなブドウ果汁のおいしさを味わいながら、いきなり嗜好に合うベストにぼくは出合えていたのかなと思う。しかし、いつも大岡さんのワインがストックされているとは限らない。その時々のお勧めも頼りにしつつ、自身の基軸となる数本を定めておきたいな。

LEICA M-E MACRO-ELMAR 90mm