2016年3月11日金曜日

浅草の中華そば



正午から仕事を始める浅草の職人に古いカメラのオーバーホールを頼んだあと、さて昼食は何を食べようかと思案したとき、1,000円以内で浅草らしいものをと考える。天丼、洋食など候補が挙がるものの、そこは一大観光地。老舗の名物は予算をオーバーしてしまいます。飲食店情報に疎い地域では、食べログの評価を信用していない自分が頼りにするのはインスタグラムの口コミ。とくに編集者・岡本仁さんとフードブロガー・平野紗季子さんの嗜好にはかなりの信頼を寄せています。両人の好みの店をマッピング情報から浅草での本当においしい店を検索。




結果、岡本さんが二度利用している自家製麺店「伊藤」が江戸通り沿いにあると知り、google mapでナビゲーション。都営浅草線・浅草駅の近くなのに、喧噪から離れた場所に佇む静かな様子に惹かれました。看板もさりげない。その控えめな雰囲気から味への期待も膨らみます。はたして、麺、出汁、味、すべてが好みでした。中華そば(ラーメン)のいい店はやっぱり東京に集まっているなぁ。「伊藤」は銀座6丁目のほか、赤羽にも出店。計り売りするクラフトビール店や居酒屋の名店が赤羽にあるのを最近耳にしたばかりで、この町が気になり始めました。近々に探索してみよう。

LEICA M-E , SUMMILUX50mm ASPH.