2016年3月3日木曜日

古書を買いに



自分にとってのよき本との出合いに、最近はブックストアが発信するInstagram情報がかなり貢献しています。とりわけ、京都「誠光社」と鎌倉「ウサギノフクシュウ」がこのSNSにて背表紙を見せながら知らせる入荷本には、決まって存在自体を知らなかったもの、強く惹かれる本がまぎれている。




先日も「ウサギノフクシュウ」が選んだものの一冊に眼が引き寄せられる。早速、その週末、葉山から走って鎌倉へ。あえて取り置きは頼まず、目的の本が残っていたことを視認できたときは安堵感とともに幸運を素直に喜びます。めぐり会うべくして出合えたのだと思いこんだりしつつ。そして、ほかにお客さんがいないときには、店主の小栗さんと、雑誌や書籍など気になる新刊本をネタにおしゃべりするのもぼくにとっては至福のひとときです。実のところ多くの本を読みこんでいない偽ブックラバーであると、とっくに見透かされている気もしますが、オヤジは一方的にクダを巻くのです。小栗さん、いつもごめんなさい!

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