低気圧が太平洋を通過したあとは、ふだんは穏やかな一色海岸にうねりが到来し、サーファーを呼び寄せます。朝は斜光に映しだされる松林の影と、白い波頭とのコントラストが眼に心地いい。
ビーチにはサーファーが履いてきたサンダルがあちこちに。その色合いや柄は、どれも洒脱なセンスを伺わせるものばかり。
ビルケンシュトックのサンダルも。持っていかれないのか心配になりますが、ビルケンを履いて波乗りに来て、無造作に放置する心のありようが、サーファーの洗練ぶりを示すよう。
ボードを抱え、歩く姿も格好いい。犬とだらだら歩くぼくは、凛とした姿を眩しく感じ、見つめます。
SIGMA DP3 MERRILL