2016年10月31日月曜日

ハッセルブラッドは愉し


久々にハッセルブラッドを週末の散歩に連れ出す。手持ちスナップだと、水平を取るのが自分には難しいけれど、1枚1枚の緊張感、濃密・荘厳な時間の流れがやっぱり違う。


重いスウェーデン鋼ボディを抱え、磨り硝子のファインダースクリーンを眺める。ただそれだけで、映画を見ているような非日常世界に引きこまれていく感じがいい。ゆっくり被写体と向き合い陶然とした心地で、ようやくシャッターをきる。「バシャッ!」。大げさな音の響きに気分が上がる。年末まで夢の時間をハッセルとともに過ごすことにします。

LEICA M-E , MACRO ELMAR90mm / f4