2016年11月2日水曜日

続・POSTALCOのカヴァーを活用


POSTALCOのカレンダーカヴァー活用の続き。ダイアリーを包む要がなくなったスモール版にフィットするノートブックをリサーチ。サイズも厚みも用紙の仕様も理想的と思えたのが、「ミドリ MDノート<文庫> 方眼罫」。amazonで扱いがある買いやすさ、使用例のテキストに強く惹かれました。



収めてみると、まことに具合がよい。予想がぴたりで嬉しくなりました。用紙と製本の上質さ、コストのかけかたは、自分も旅行者用手帳を制作しているから、実感としてよく理解できます。商品企画力をふくめて、メーカーの姿勢、製品づくりを尊敬します。



ラミーの万年筆と補充式インクボトルでラフスケッチを描く。インクの色をターコイズにしたのは、エルメスのノートカバーに手が出ない無念を晴らすため。これで気持ちが収まりました(笑)。描き心地のよい紙の上で展示のアイデアを練る。たまたまケーブル・テレビで映画『レイン・メーカー』が放送されていて、マット・デイモンがダニー・デヴィートと法律事務所を立ち上げるシーンに眼が吸い寄せられる。係争の案件を写真付きでメモ書きしてボードにいくつも張り留めるラフな感じがとてもよいなぁと、展示手法のひとつとしてメモしました。佳き道具があると、創作意欲が湧いてきます。

LEICA M-E , MACRO ELMAR90mm / f4