まだ横浜ネタ続きます。吉田町をあとにして、向かったのはみなとみらい地区。
横浜美術館のヨコハマトリエンナーレがらみの外観を眺めて、向かいのMARK ISに入る。毎度、目指す店は決まっていて、この日も「THE NATURAL SHOE STORE」へ。
訪ねるたび自分がときめく靴に出合える店なのだ。この日もエイジングされた2足を見かけてドキドキ。聞けばスタッフの私物だとか。左がラフに履きこみ、右がオイルをこまめに染みこませ、ブラッシングも怠らずていねいに手入れしたであろうもの。どちらも佳い。デンマークのダックフィートというブランド。両者を見比べると、きちんと手入れした方が艶があり、美しい飴色になっているのがわかる。ものぐさな自分は基本、ラフな扱い派だけど、手入れの成果に魅せられると、もっと物に情を注がなくてはと素直に思える。
左が新品、右がユーズド。このベジタブルタンニング革は履きこむほどに足のかたちに馴染み、上品な色に落ち着いていく。北米の武骨なワークシューズとは明らかに色味、風合いが違う。武骨も佳いけれど、洗練にも惹かれる。摩耗の速いクレープソールだけど、張り替えもこの店でやってくれてその代金も良心的。ちなみに靴を持つスタッフはていねい派。29年間履きこんでいるというレッドウイング・アリッシュセッターもさぞかし美しく育まれているのだろう。こんな物をたいせつに長く使う人がいる店で僕は買物をしたい。
LEICA M-E , SUMMILUX50mm ASPH. f/1.4



