他人が着ている服を観て、佳いなぁと感じることはめったにない。けれど、先週末、CHAHATカマクラの店内で自作の熊手を売っていたTAROくんの服には猛烈に惹かれた。
明るさを内包した紺色の地に、ヴィヴィッドな黄色と赤色などの暖色が差し色になった、マウンテンパーカー。ひと目で魅せられ、思わず「すごく似合ってるし、佳い色だね！」と感嘆の声を浴びせてしまった。
眼鏡ストラップで有名なチャムスがこんな素敵な服を出していたなんて知らなかった。90年代のパタゴニアや葉山「SUNSHINE＋CLOUD」の服に通じる、抜群に洒落た色彩センスだとぼくは思う。着ていて元気になれる、前向きな気持ちになれる色の冬服をずっと探し求めてきた。ついに、理想のアウターに遭遇できた気がする。ありがとうTAROくん。
LEICA M-E , MACRO-ELMAR90mm
