2018年7月12日木曜日

shakerato



シェケラートの爽快な喉越しと味わいに毎朝魅了されている。深煎り豆を挽き、マキネッタでモカコーヒーを抽出。氷を入れたシェーカーに移して振れば出来上がり。



瞬時にコーヒーが冷え、泡の層もふんわり厚く生成される。快楽ともいうべき旨さだ。自身の感覚では、この漆黒の液体はコーヒーというより、苦味の強いクラフトビールを想起させる。その深いコクをそのまま堪能したいから砂糖は入れない。シェーカーはアレッシイ社の定番製品。独自の真空構造が生み出す泡は、同じステンレス素材の他社ボトルでは再現できない。マキネッタと同時期、20年ほど前に買ったものだが、普遍的なデザインの質が今なお深い満足を与えてくれる。

SIGMA DP3 MERRILL