連休最終日は三浦市金田漁港そばの古物商「讃々舎」までクロスカブでお出かけ。味わい深いフラットハウスを活用した店舗。
友人の高梨武晃さんが選び集めた、日常で使ってよし、眺めてよしの美しい工藝品がさまざまに揃う。
岩手の小田中耕一さんに作ってもらった文字を入り口に飾る。高梨さんがいちばん大切にしている言葉。
見つけると、つい仕入れてしまいますというお盆はこんなに大きなものも。この上で物や料理を撮ったら、何でも絵になりそう。欲しいなぁとパチリ。
奥原硝子の飴入れ。これも欲しい。かたちはもちろん色味に惹かれる。アンバー(琥珀色)に僕は弱い。
御茶請けにいただいた大根漬けもの。うますぎる! 京急駅前の「三浦ストア」で販売しているそう。佳い物に囲まれ工藝談義をしていると、たちまち至福の2〜3時間が過ぎていく。
この日のお目当てはメキシコの鉄輪グラス。アンバーの物を希望に応えて探してくれたのだ。現在、このショットグラスとタンブラーの2種をストックしていて、さんざん悩んで、ショットグラスをいただいた。
嬉しい買い物のあとは、「ぽえむ三浦海岸駅前店」でブレイク。辻マスターの淹れる、おいしいジャーマンコーヒーを味わい、なごむ。
窓辺にはマスターの吹きガラスコレクションが並び、明るく温かな光を浴びている。
おっ、マスターはタンブラーを選んだのか。やっぱりこっちも佳いなぁ。
このショットグラスは日用品にするのがもったいなくて居間の最愛品コーナーに置き、眺めることにした。この素朴にして、たくましく健やかなメキシコの手仕事を観て日々、元気をもらうのだ。高梨さんに深謝。
LEICA M-E,7artisans28mm f1.4
SIGMA DP3 MERRILL