2019年6月5日水曜日

affogato



持参の弁当を食べてから、ほぼ毎日、仕事場近くの「盆源珈琲」で憩う。白石さんまたは飛田さん、2人の穏やかな茶人との会話を愉しみ、短くも深い休息を愉しむ。



最近は飛田さんが店に立つ日が多いだろうか。新メニューのバニアアイスをトッピングしたメニューに惹かれて、まずはアイスラテに載せてもらう。



苦味も欲して、翌日はエスプレッソのダブルに合わせた。納まりのよい容器が当初はなかったので、デュラレックスのグラスを持ち込んだが、器が大きすぎて見栄えが今一歩と、飛田さんと話していたら翌週、試してほしいものができましたと連絡がくる。



抹茶とエスプレッソもブレンドした「抹茶アフォガート」(680円)。上質な苦味のアクセントと濃緑の色味、さらには専用カップを手配する対応の速さに感銘を受ける。飛田さん、白石さんとは抹茶のスタンドが築地場外市場で外国人に受けているとか、アフォガードはアイスクリームのうえからエスプレッソを掛けるのもおいしさのポイントかもと話したけれど、こうして独自にアレンジしつつ、即時にかたちにして提示してくれるとは。いっそうと、この茶空間に愛着を深めた。風雅な木挽町ならではの嬉しい出来事だった。

LEICA M-E , SUMMILUX50mm f1.4
SIGMA DP3 MERRILL 75mm f2.8