日曜の夜、外食の気分になって、Inter FMの「バラカン・ビート」を流し、横須賀へドライブ。ピーター・バラカンさんが推すダイアナ・クラールのメローな『MOONGLOW』が三日月浮かぶ濃紺の宵にふさわしかった。聴き惚れ、思い起こしたのは2012年11月21日、マンハッタンのBlue Noteで心酔したジャックイ・ネイラーのモダンジャズ。歌詞の輪郭を鮮明に捉える彼女の風格はダイアナ似と評されている。耳にすると元気になれるから、気だるい早朝は彼女のヴォーカルをSpotifyで拾い上げ、列車のベンチシートで心を揺らしている。バラカンさんは今週金曜、葉山一色海岸の「Blue Moon」でDJするそう。月を眺め、心地いいビートに身を委ね、久々に波打ち際で過ごそうかな。
HASSELBLAD 500CM , CARL ZEISS PLANAR80mm / f2.8
KODAK PORTRA400