2019年9月23日月曜日

GROHE



倉庫をイメージした自宅を建てるとき、無骨な雰囲気に合うよう部材を選び、工務店に支給した。葉山一色の海辺で潮風に晒されている鹿島建設・海洋研究所の外壁材と同じものを採用した浴室には、ドイツ、グローエ社のシャワーシステムを導入。艶消しのグレーとシルバー、その平穏無事なトーンが素っ気ない空間に溶けこんだ。



使い始めて10数年。一部が裂けたホースのみ取り寄せた。パーツ単位で翌日にamazonが届けてくれる。すごい時代だ。交換は自身で工具無しに極めてスムーズにでき、使いこんだ他のパーツに違和感なくマッチしている。長年の使用を可能にする普遍的な機能性に高い知力と、工業製品についての歴史の違いを感じさせられた。

LEICA M-E , SUMMILUX50mm ASPH. / f1.4