舌が肥えた人たちとの正月恒例の集まりには、自家製スイーツを持ち寄っている。今年はオーソドックスなプリンにしようと、1年ほど前、作家、料理研究家である「TravelingFoodLab.」樋口直哉さんのレシピを参考につくったものを復習。
伊賀焼のおひつとトルコの耐熱皿「ギュベジ」をまた活用。用いるのはグラニュー糖、水、卵、牛乳、みりん少々だけ。ミニマルな材料で無難に出来上がるのがいい。カラメルソースをたっぷり敷き、卵白も使って硬めにするのが好み。
市販品には使えないような上質な牛乳と平飼い卵を吟味する。スイーツに限らず、佳い材料選びがホームメイドのポイントだし、素人ゆえの贅沢だと考えている。物好きなぼくの場合、楽しく心地よく作業したいから美しい調理道具も大事。試作でとても美味しくできたので、分量を少々アレンジして仕上げていこう。
SIGMA DP3 MERRILL75mm / f2.8