2020年1月9日木曜日

URAGA WEST



浦賀東岸の叶神社をお参り後、渡し船で西岸へ渡る。ブザーを押せばすぐに来てくれる。



西岸は風格ある木造建築や蔵が並ぶ。かつて廻船業で栄えた地域らしい。



今は寂れているけれど、往時の佇まいを気張らずに残していることに惹かれる。



漁師町ではなく、商人の町。そこが佳い。独楽は商いが廻りますように、という意味?



いつまでも景観が残るといいなと、観光客は勝手に願う。



西岸の叶神社にもお参り。願いがかないそうな、最強の名前かもしれない。



社殿の彫刻が見どころ。象がいいなぁ。じつはぼく、象マニア。



艶やかな狐。古いものと新しいもの。ポップな色。狐に眼を奪われるのはなぜだろう。



このルアー疑似餌みたいな龍紋の鍵がすごい。



なにげなく置かれた石。滑らかな表層が西日を受けて光る。毎年、初詣をサボっているのに、今年は三度も寺社を訪ねた。この無意識な行動に、意味があるのだろうかと自問。



再び東岸に渡る。乗船所近くに立つ資料館2階はカフェ。入江を前になごめる。



改めて訪ねてみよう。「エルマール」をライカのレンズ「エルマー」で撮る。



ずっと釣りに興じていたおじいさんも家路につく。「おーい、海に落ちるなよ」と近所の人から声掛けされている。のどかな情景。



狭い路地沿いには、80年代風の海辺のイタリアンもあって気になる。また、来るねとローカルキャットに話しかけた。



冬の日没。深い藍。さぁ、葉山に帰ろう。



東西の叶神社の御朱印。どちらも宮司が不在で、あらかじめ用意されていたものをいただく。オリジナル御朱印帳も合わせて購入していたのに、少しがっかり。

LEICA M-E , MACRO ELMAR90mm / f4