2020年2月1日土曜日

hachobori



八丁堀の米屋さんが昭和初期の棟割長屋を活かして始めた食堂「鈴木米店」。はじめは妹の同級生が営んでいるからと挨拶のつもりで暖簾をくぐったが、米もおかずもおいしくて、外食はめったにしない自分も、ほぼ週イチで昼ごはんを食べに行くようになった。



鶏唐揚げも、肉豆腐も、マグロの山かけも、ていねいにつくっていることがわかる。心が伝わってくる。家庭料理のぬくもりがある。空間もふくめてとてもなごめるので、こんどは夜に食事メインで過ごしてみよう。江戸の同心気分で堀づたいに歩き、大川を渡って佃島に帰る。ほろ酔いの晩を想像して心浮き立つ。また、とても佳い一軒に出会えた。

SIGMA DP3 MERRILL 75mm / f2.8