ラーメンを口にすることは滅多に無いのに、2週続けて横須賀市内の店へ。今度は追浜町の国道沿い、寂れた商店街の一角にある「麺山椒」。車は近くの良心寺前のtimesに停めた。土地勘の乏しい場所で狭い路地に分け入り駐車場を見つけて安堵し、周辺の懐かしい風景を観て、肌を刺す陽を浴びながら列に並ぶ。そうしたアプローチが自分たちには非日常体験として記憶に残る。
石臼で挽いた山椒が特徴の坦々麺。辛さ、シビレの度合いをいずれもマックスに指定したが、むせたり、滝汗も吹き出ず、すんなりと濃厚で深みのあるスープと平麺を味わえた。前回の貝汁麺と同じくインパクト大。個性派入魂の麺をめぐる小さな旅、楽しかったー。再訪は1年後くらいかな。
SIGMA DP3 MERRILL75mm / f2.8