2020年10月2日金曜日

安樂さんの絵



チベット文化圏を旅した絵日記の出版関連イベントで知り合った絵描きの安樂瑛子さん。異国の魅力をイラストとわかりやすくておもしろいテキストで表し、伝えることができる稀有なアーティストです。最近、彼女がRECOTRIPというサイトに投稿した四谷のチベット料理店「タシデレ」のレポートを観て、豊かな才能を再認識しました。ぼくも以前この店をWEBマガジンで紹介したのですが、チベット料理について初心者向けに説明する導入部、料理の特徴を的確に捉えたイラスト、店主夫妻の魅力的な描きかたが秀逸でぼくの記事より断然素晴らしい内容、構成なのです。安樂さんは持ち物や服装からもセンスの佳さが感じとれ、それは画風にもよく表出していて、深い藍色を背景にした神獣の絵は真骨頂ではないかと個人的に思ってます。



そんな彼女が最近描いた狼の作品に一目で強く惹かれて購入。不思議な霊力を備えていた亡き愛犬は狼のDNAを継ぐ唯一の犬種だったこともあり、日本では神獣と崇められた狼と愛犬の神秘性が重なり、狼の絵を眼にすると心奪われて見入ってしまうのです。絵を渡すときの梱包もきちんとしていて、誠実かつ丁寧な職人気質にまた感心。絵を包む袋の選択も洒落ていて、一緒に仕事をしたいのはこんな人と強く思いました。安樂さん、頼りにしています!

LEICA M-E , MACRO ELMAR 90mm / f4