2020年10月20日火曜日

ハトコヤ@engawa



三浦市金田の工藝古物商「讃々舎」高梨さんと葉山一色でランチ。高梨さんは自作キャンヴァスバッグを取り付けたカブに跨り、半島を北上。心眼と通じる、骨格あるカスタマイズの佇まい、使いこんだ道具の趣きに惹かれ、カメラを向けた。



開店と同時に入ったレストランは「engawa」。土曜・日曜限定で供する湘南餃子のランチがお目当て。まずは三浦野菜のセイロ蒸し、ご飯、小鉢、スープなどの『基本御膳』をオーダーして餃子を待つ。ふんわりと優しい味わい。こうして蒸すと野菜の滋味がより感じられて身体に沁み入ってくる。家でもやってみよう。



餃子は別に好みを頼む方式。店内の製麺室でうどん部が作る皮と逗子「ハトコヤ」のオリジナルレシピを合わせた餃子。湘南豚や葉山牛の焼き餃子、水餃子のほか、ワンタンなどもある。それぞれいろいろなタレを選べるのが楽しい。『基本御膳』と焼き餃子6個とワンタンを食べ、ほどよく満ち足りる。南部鉄の上で焼くというアイデアもいただき! 夕暮れ前にはお腹がグーグー鳴ったが、これは食事に自分の心身が喜んでいるサイン。ほわんと身体の中心が温かい心地になれる料理に家から歩いて30秒の空間で口にできて幸せ。

LEICA M-E , SUMMILUX50mm ASPH. / f1.4