今春に仕込んだ梅酒が呑み頃に。漬け容器から倉敷ガラス、小谷真三さんの面取酒瓶に移して晩酌を愉しむ。瓶は2016年に鎌倉「もやい工藝」の展示会初日に並んで幸運にも手にできた宝物。ふだんは居間の棚に飾って愛でているが、ときどきはドキドキしつつ実用する。
注ぐグラスは青梅「rainbow leaf」の平岩愛子さんが再生ガラスを吹いた『ヒッチーグラス小』。氷を浮かべ炭酸水で割って呑めば眼も掌も心も悦び、酔える。
ウイスキー好きな真三さんのおおらかな形が佳い。このうねりと歪み。狙ったら嫌らしいものになるが、自然体から産みでる唯一無二の工藝。
となりに再生ガラス、手吹きのデキャンタを並べて光の色彩を鑑賞し、グラスを傾ける至福よ。
アンバーとブルー、グリーンが混じり合う景色を見つめていると銀河系の宇宙空間へと意識がトリップ。ほどなく微睡から深き眠りに落ちていく。
PANASONIC GF-1 , MACRO ELMAR 90mm / f4