日曜日の朝、アウトリガーカヌーのレースを観たあと妻に誘われ近所をスロージョギング。今春からの早朝アルバイトで腰に違和感が生じ、ギックリ腰の恐怖から走るのは半年以上控えていた。葉山一色から久留和へ海岸沿いに南下し、低山というか丘を上るリハビリのショートコース。
急坂を上りきるとヤマハゼの紅葉に眼が留まる。
落ち葉を眺めて山里を通過してトレイルへ。
惹かれるかたち、陰翳が眼に入るたびに足を止めてスナップ。なかなか進まない。
天空の集落に戻り、南斜面の花畑に心温まる。
桃源郷めいた雰囲気。この地域で海を眺めながら畑を耕す。それは夢の暮らし。
正面に浮かぶ伊豆大島。カヤックでヒョイっと行けそうに錯覚するが、実際は40km以上離れ、朝4時に葉山を漕ぎ出て島に着くのは昼過ぎ。
年中温暖な気候風土を象徴するシーン。
峯山の通称「パシフィック・コースト・トレイル(P.C.T.)」を通って葉山一色に帰る。木々の間から見えるのは輝く海。
以前、不思議な体験をした竹林を抜ける。遭遇したのは植物の妖精または武士の霊。ここはかつての古戦場。
午後3時の斜光が森に差し、草木を照らし出す。柔和で幻想的な光の質感は山と海が隣接する葉山一色特有のものと感じ、この斜光を和菓子めぐるさんが創作する和菓子に当て撮影を重ねている。
トレイルの陰で倒れながらも生き続ける木を妻が発見。逞しい姿に活力をもらう。
P.C.T.を出て海を見渡すと天使の梯子がたくさん降りていた。
虫食いだらけの葉が繁茂する場所を見つける。青虫にとってよほど美味しいのだろう。飾るとなかなかにアーティスティックでは? 採取しに行こうかとジョギング継続のモチベーションを得てリハビリを締めた。