毎日が劇的な光と色に魅せられる真冬の葉山一色海岸近く。16時を過ぎるとソワソワしちゃう。期待と高揚。たまらず夕飯支度、あるいは仕事の手を休めて台所、アトリエから抜け出してくる近所の人がひとり、ふたり。
同じタイミングで浜に現れ、日没前後の景色を愛でる。互いの気持ちが共感し合うのが愉快で、嬉しくもある。ビジターは陽が沈むとすぐに去ってしまうけれど、ぼくらは留まり、さらに劇的度を増すマジックアワーの醍醐味も逃しません。
ぼくは最近お気に入りの特等席、県立近代美術館の庭から鑑賞。
空と海の染まり具合、煌めくさまは日々変わります。同じ景色はなく、毎日新たな光と風、色に会えます。
この日は雲があまり染まりません。自然のあるがままを受け入れ、出会いを楽しみます。
家のあかりが灯り、みるみると地域に暗闇が迫っていくさま。ようやく葉が紅に染まる温暖な葉山一色界隈では不思議と寂寥の想いを抱かず、穏やかな心地になる。佳いところに暮らせて幸せ。
LEICA M-E , 7ARTIZANS 28mm / f1.4
PANASONIC GF-1, MACRO ELMAR 90mm /f4