藤沢駅近くで面談した後、片瀬の高橋豆腐店へ。実直、誠実に昔ながらの製法を守り、美味しい豆腐を作り続けている。
10数年前、地域住民の推薦により湘南食材本の取材で訪れて以来、大ファンになった。84歳のお母さん、4代目のぼくと同い年の息子さんの情に厚い人柄にも魅せられている。工房内で近況話しを30分以上咲かしつつ、仕事は辞めてはいけない、諦めちゃいけないと力強い言葉に活力、勇気をもらう。息子さんは強面でぶっきらぼうな第一印象を受けるかもしれないけれど、心根はとても優しいし、お喋り好き。
とくに好物なのは油揚げ。機械を用いず丁寧に手作りしている。手間がかかるから一度にできるのは100枚ほど。ふんわりと豊かな食感とボリューム。しばらく口にしていないとたまらなく恋しく想うほど大好き。
お母さん自慢のがんもは一口サイズ。口に入れるとふわっと優しい甘さが広がり、温かな気持ちになる。惣菜というより、お菓子感覚で味わえる。
早速、晩ごはんは豆腐尽くしの鍋に。無農薬レモンで割る焼酎とともに愉しみ、また幸福に至る。
高橋豆腐店は日曜定休日。また、月曜日は作っていないことが今は多いとのこと。油揚げは数に限りがあるので訪問2日前の予約を。JAが営むマーケット「わいわい市藤沢店」に卸しているそうなので、そちらのほうが一般には求めやすいかも。
LEICA M-E, SUMMILUX 50mm ASPH. / f1.4