葉山周辺で海を見渡しながら和める極めつけの空間がc:hord hayama。
客人に季節の和菓子と抹茶またはドリップ珈琲を供するのは和菓子めぐるさん。
先週末の和菓子は「立春」がお題目。
これは『春風』。爽やかで心地いい。澄んでいながら温かみも帯びた気を纏う小田巻製の菓子。桜餡とこし餡をふんわりと包みこんでいて夢のような甘美に心酔いしれました。
すぐに食べちゃうのが惜しくて、フランスの無骨なアンティーク鉄製椅子に置いて、移ろう春の光とともにスナップ。この赤色のニュアンスが絶妙で魅せられます。高い美意識に満ちた室内ですが、作法に縛られず、くつろぎながら誰もが自由に茶と菓子を愉しめるのです。
これは春を告げる鳥を模した『うぐいす』。道明寺粉とこし餡にきな粉をまぶしているそう。
陰翳に佇む姿にぐっと寄ってもみました。ライカの前身ライツ社が半世紀前以上に製造した精巧な接写リング『OUFRO』を活用。
最高に満ち足りてお点前頂戴いたしました。貫入と抹茶色の景色にまた感動。
古き佳き古物と本に囲まれた場。美しいかたちと色彩を観て、余韻が深まります。
海岸沿いの丘伝いに帰宅。竹林を抜け、樹間に煌めくビーチと海を見下ろせる「パシフィックコーストトレイル」。
LUMIX GF-1, SUMMILUX 50mm ASPH. / f1.4