2018年6月2日土曜日

firenze



静かで厳か。美術のクライアント、メディチ家の建物が旧市街にそびえるフィレンツェは、独自の空気が流れている。



色彩も造形も品位のある抑制が効き、華があるわけではないのだが、半日歩いてライカのバッテリーが底を尽くほど、結果的に眼と心が感応した。



買い物も愉しい。老舗の薬局や革製品店でいろいろ欲しいものがあった。



イタリアの旅では必需品の、小銭入れも手に入れた。明日からずっと長く使える嬉しい実用品だ。

LEICA M-E