2021年4月14日水曜日

結びの練習



スタンダードな竹垣、四つ目垣を組むたもの結びかたを練習中。ロープワークが苦手だなんて言ってられない。覚えなければ道は閉ざされる。



家に帰っても復習。夢でうなされるほどの反復あるのみ。初めはゆるりと、3日目からは実習が全開。毎日いっぱい、いっぱい。ふぅ。

LEICA M-E,MACRO ELMAR 90mm

2021年4月13日火曜日

愛ある食材本



eatrip野村友里さんが愛する食材とその生産者を案内する新刊が発売。撮影は長島有里枝さん。両人の著書なら即買っちゃうのはセレクトと写真が佳いから。斜光と陰翳、自然光に照らされる空間にてらいなく置かれた食材。達観したような自然な描写に惹かれる。チョイスはたったひとりの主観で。それだけで信頼できる気がする。例えば鎌倉では「パラダイスアレイ」のパン、「邦栄堂製麺」の麺、「オイチイチ」の調味料。確かに!って頷く人は多いのでは?



小田原のかまぼこ「鈴廣」は『切れてる板わさ』を紹介。スマートなパッケージを開けるとすぐに食べられるよう竹楊枝、ワサビ、かまぼこに合うというオリーブオイルが添えられている。そして眼に飛びこむ芹沢銈介の文字。行楽電車客に人気の商品だが、1枚12ミリ厚に切られている理由を本書で知り、へぇーっと驚いた。通学ルートの小田原駅に直結するラスカ内にも「鈴廣」が出店しているから時々ビールの友に買って帰ろう。小田原のかまぼこがデイリーな存在だなんて、今の境遇を悦ぶ。

LUMIX GF1,MACRO ELMAR 90mm

2021年4月12日月曜日

TOOLS



先週後半は庭師の仕事に大切な道具についての講義で興味マックス。選ぶポイントを先生が丁寧に教えてくれました。まず先生が纏うウェアが格好良いんです。作業服界のルイ・ヴィトンと称される寅壱の鳶シャツと乗馬ズボン。手甲と脚絆が不用なように袖と足首部がキュッと絞られている。屈伸時も動き易く、高い脚立に乗っての剪定に向いたフォルムは機能美の賜物。ワークウェアにはやっぱり魅了させられちゃう。色はもちろん庭師のスタンダード、紺色一択。当面はパタゴニアの古いクライミングパンツやバギーズパンツなどで代用するつもりだけど、そのうち作業にベストな乗馬ズボンが欲しくなるかも。



週明けから実習が本格スタートするので日曜日に鎌倉関谷のプロ御用達「黒沢総合商店」へマイ道具を買い出しに。評判通り圧巻の品揃え、しかも安い。予算内で適切な道具を選ぶ時間に胸躍る。今日現在、支払いは現金のみ。毎日6時から開店、正月以外無休。じつに素晴らしいストア。



選んだ道具を使いこんだパタゴニアのベルトに仮通し。それぞれの位置は実作業で探りながら変更していこう。サムライソードという湾曲した刃をもつ枝剪定ノコギリや岡常の植木バサミ、革ケースなど先生の推薦品を買った。加えて何かと便利なレザーマンのマルチツール、スイスFELCO社の剪定バサミ、釘袋の代用としての帆布ポーチ(NYブルックリンの「BROOK FARM GENERAL STORE」で購入)も自分なりのアレンジでプラス。お気に入りデザインを身につけたらテンションも上がるかなと。さて現場での使い勝手はどうかな、ワクワク楽しみ。

SIGMA DP3 MERRILL 75mm
LEICA M-E, SUMMILUX 50mm




2021年4月11日日曜日

ショージさんのカレンダー



葉山一色に暮らす写真家、佐藤正治さんのカレンダーをダイニングテーブルそばに飾りました。心機一転の4月始まり、A4サイズ。コーヒーを愉しみ、食事を味わう席の正面に掛けたのはショージさんの心眼に留まった葉山一色の風景を日常的に愛でたいから。地域の生活者だから、何よりショージさんだからこそ捉えられる、静かで詩的な12通りの美しい景色を毎月鑑賞。この一枚によって場の気が佳くなる印象。これは愛用者の多くが語っていること。写真の力を実感します。



静謐な世界観をできるだけそのままに受けとめたくて、あえて額装せずに食器棚側面にミニマルな手法でディスプレイ。棚にはMUJIのマグネットバーを受け側にするべく『ひっつき虫』で粘着し、そのバーが隠れるように棚と同素材のチーク材マグネットで一ヶ月分カレンダーを上から留めたのです。さりげなく立体的にカレンダーが眼に入ってくるのが心地よいし、毎月の交換も容易。なかなかのグッドアイデアではないかと悦に入ってます。チーク材マグネットは和歌山の木工工房にオーダーしたもの。家具作りの端材を活用しているそう。幅1cmと狭いのが目的に最適でした。

ショージさんのカレンダー展は4月13日〜25日(19日は休み)に葉山町図書館2階のまちづくり館ギャラリーで開催予定。

SIGMA DP3 MERRILL 75mm




2021年4月10日土曜日

秦野の油揚げ



美しい水が湧き流れる街では必ず佳い食材が作られている。そんな予感がして通学路からそれて住宅地の奥をさまよい歩いていたら、風情ある佇まいの老舗豆腐店「玉川屋」に遭遇した。



なんと日曜日以外毎朝4時から営業。にこやかに店主の三角さんが迎えてくれた。初訪問の緊張を瞬時にほぐすこの笑顔。いいなぁ。



絶滅危惧種の手揚げ油揚げ。一枚税込50円の奇跡! 10枚買って学校の冷蔵庫に夕方までキープ。家に持ち帰って軽く炙っていただいたら、ふんわりと優しい美味しさに涙が出そうになった。これから頻繁に求めに行こう。油揚げは朝8時半くらいには店頭に並ぶそう。いったい何時から仕事を始めているのだろう。



青海苔や秦野名産の落花生などを和えたおから(税込220円)にも感動。素晴らしい名店に出会えた嬉しさで胸がいっぱい。来週は豆腐を買いに行かなくちゃ!

LEICA M-E, SUMMILUX 50mm

2021年4月9日金曜日

秦野のモントレー



秦野の学びがオリエンテーションからスタートし、昼前に帰れることもあり、学校近くの喫茶店「モントレー」でランチ。手のこんだ洋食やパフェなどスイーツが多彩に揃う名店。初訪問で口にしたかったのは名物メニューの『ハンバーグスパゲティ』。スパゲティを塩味またはケチャップ味(通称ケチャバーグ)か選べるが、今回はあえてマイナーっぽい前者にした。丁寧な仕事がしっかり感じ取れる美味しさ。食後にいただいた深煎りコーヒーも素晴らしい香りを楽しめた。こんな佳い店がある街がとても好きになった。銀座の会社から編集仕事の誘いもあり、このところ心揺らいでいたが、秦野通いを続け、庭師を目指そうと迷いが吹っ切れた。今度はイチゴのパフェを昼下がりに堪能しようと思う。

ハンバーグスパゲティ+コーヒー 税込1.023円

LEICA M-E , SUMMILUX 50mm

2021年4月8日木曜日

NOMADLAND



60代で勤めた企業が倒産し、職と家を失ったファーン(フランシス・マクドーマンド)。キャンピングカーで暮らしながら北米大陸をさまようノマド(漂流者)として季節労働の現場を渡り歩くさまを描いた『NOMADLAND』を鑑賞。amazonや国立公園、キャンピング場、農園などでガソリン代やRVパーク駐車代、食糧費を得て生き抜く。その自立した姿、過酷で広漠とした景色に激しく心打たれた。マクドーマンドの演技力もさることながら、彼女と心を通わせる実在のノマドたちの生きざまが圧巻。



観終わってすぐに映画のベースとなったドキュメンタリー『ノマド 漂流する高齢労働者たち』を読み始めた。重要なキャスティングであるノマドのひとりリンダも本書に登場し、映像から文章のシンクロから感銘を重ね、深めた。今のタイミングで出会えたことに啓示めいた必然を感じる。自分の半生で最も重要な映画と一冊である。

LEICA M-E , SUMMILUX 50mm