築地から葉山に戻って晩酌のあと小一時間、居間でくつろぐ。朝が早いから夜更かしはできない。ワールドカップの観戦などもってのほかだ。家にはただ寝に帰るような毎日だが、このひとときに心身を開放させる。寝椅子LC4で脚を伸ばし、わずかな光のなか、ぼんやりと過ごす。横に眼をやれば、お気に入りが心を和ませてくれる。
このコーナーにはイラストレーター佐々木さんが描いた郷土玩具の絵と、そのモチーフを並べている。共感できる彼の嗜好をベースにした柔らかな画風と明るい色彩、物がふんわりとまとう気配に元気をもらっている。
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