2021年4月7日水曜日

月曜朝、スタバにて



しばらく平日の朝をまったり過ごせなくなると思い月曜の朝、横須賀coaskaへ出かけ映画鑑賞。早めに着いてスタバで軍港を眺め、コーヒーとドーナッツで和む。その緩やかなひとときが好き。



昨晩から読み始めた『ぼくにはこれしかなかった。』を開く。盛岡の「BOOKNERD」店主、早坂さんによる書き下ろし。素の表現、誠実で軽妙な文体がするすると頭に入ってきて、ものの数時間で読了しそうな勢い。良書に出会えた余韻に浸りたくて巻末近くになると、ひとつひとつの言葉を噛み締めるように読む。君が居なくなっても、すぐ誰かにとって変わられるような仕事は辞めた方がよいかもしれない。そのひとことがとりわけ今の自分には響いた。従順せず、自由に誇り高く生きることの悦びと苦しみ、責任の重さがひしひしと伝わってくる一冊。この日に観る映画と根幹で繋がるメッセージを受け取った。

LEICA M-E, SUMMILUX 50mm