葉山・真名瀬の漁師、矢嶋四郎さん。この渚で出会った20数年前に比べると、精悍な風貌もいささか柔和なものになったなぁと感じていました。エンジン付き小舟を売り払い、漁師をリタイア宣言した脱力感も影響しているのかもしれない。すっかり温和な老人になり、波打ち際で憩う四郎さんに会いに行った先日。手漕ぎ舟で、以前のようにひじきを獲っては、薪で釜蒸ししているではないですか! 活き活きとした顔に驚きました。80歳を過ぎて活力を取り戻した四郎さん。いろいろ集めてきたというサングラスが似合いすぎ。男の色気、ちっとも枯れていませんね。
四郎さんのまわりには美女が集まる。この日も東京でワインの仕事をしているトモちゃんがひじきの天日干しの手伝いに。
しなやかな指の動きに見とれます。
これはおいしそう! ということで(?)、今度の週末も四郎さんの待つ渚に向かいます。
SIGMA DP3 MERRILL