2016年6月8日水曜日

藍のシューレース



いよいよジメジメした季節に突入。気持が沈みがちな時季を愉快に乗りきるため、足元をサマーシーズン向きの色で彩りました。




さまざまな色で咲き誇る紫陽花。なかでも年齢のせいか、青系の色彩に惹かれるように。湿度の高い不快さを寒色がやわらげてくれる。



というわけで、通勤靴のひとつ、レッドウイング・アイリッシュセッターのシューレースも藍色に替えてみました。vincent shoelaceさんのInstagram投稿で知った、奄美大島の金井工芸が藍に泥染めした製品。藍の色合いもそうだけど、ブーツの濃い茶色とブルーの相性がこんなに佳いなんて意外に思え、その組み合わせの妙に心ときめきました。色彩学については門外漢の自分だから、同系色で合わせるスタンダードなパターンのみならず、寒色と暖色の魅力的なセットを見いだせるセンスにはリスペクトさせられます。



TRAVISという製品を染めたもの。濃色と淡色の2パターンあります。クラークスのヘンプ仕様デザートトレックを淡い方のシューレースにしてみました。コンヴァースALL STARなどのオールドスクールな白、紺のスニーカーと合わせると、たぶんベストマッチなのでしょうが、変わり者の自分はイレギュラーなことをあえて試みたくなります。デザートトレックにフィットするシューレースの長さは約60cmと通常よりかなり短めなので、TRAVIS淡藍の短い方(49inch=122cm)の1本分をさらに半分に切り、先端をチューブで圧着。余った1本も茶革のデザートトレックに活用しようと考えています。

LEICA M-E , SUMMILUX50mm/f1.4 ASPH.
SIGMA DP3 MERRILL