2016年7月22日金曜日

フリーダの好きなもの



銀座の資生堂ギャラリーで開催中の「Frida is 石内 都 展」を仕事帰りに観てきました。画家フリーダ・カーロの遺品を石内 都さんが35mmフィルムカメラで撮影した作品。灼熱の陽が乾いた大地に降り注ぐメキシコならではの深く鮮烈な色彩に彩られた展示会場。



日没後の銀座を歩き、地下に設けたこの空間に入ると中米大陸へ突然迷いこんだかのような不思議なトリップ感に包まれます。





フリーダの日常を映すような色、かたち、文様。そのどれもに強く惹かれます。







個人的には、やはりターコイズの色味に眼が引き寄せられます。背景の配慮、撮影可能な寛容さ。アートギャラリーとして、ひとつの理想形を示しているのではないでしょうか。



↑これはマンハッタンのMOMAにおける展示。日本にもニューヨークのような、空間感をも重きをおいた美術館、ギャラリーが増えるといいですね。


LEICA M-E , SUMMILUX50mm/f1.4 ASPH.
LEICA D-LUX4