2016年8月16日火曜日

続・夏のカレー


焼きナスとトマトを主材料にするカレー「ベイガン・バルタ」をつくろうと、葉山「パラダイス・フィールド」まで収穫ジョギング。炎天下の急坂登り。旬の無農薬野菜を手に入れることが、この盛夏に走る大きなモチベーションとなっています。連日、足を運ぶと夏野菜がみるみる大きくなっているのがよくわかり、自分の畑のように嬉しい。



ピリッとした辛さも欲しいから、青唐辛子にも手を伸ばします。


キュウリをサラダに。地這えのものが旨い。皮がやわらくて味がいいのです。葉をかき分け、大きな実をみつけた瞬間の高揚する気分を誰かに伝えたい。


畑のあちこちで見られる花がきれい。野菜の花を見ることができるのが、パラダイス・フィールドの魅力。上はオクラ、下はキュウリの花。



キュウリやズッキーニ、ゴーヤなど瓜類の野菜などはセイヨウミツバチ(全員メスの働きバチ)が受粉をお手伝い。彼女らが黙々と(実際にはブーンと羽ばたき)働くそばで、大きな実を摘みます。


自然のしくみ、ミツバチのたいせつな役割を知ることができるよ。世界中の収穫物の7割はミツバチが受粉を媒介しているんですって(国連環境計画UNEP、2011年報告より)。



料理に必要な分だけ収穫。なくなったら、また畑まで走ればいいんだ。自分で量を計って代金を支払います。個数または重さでの量り売り。


お気に入りのザルに並べて調理に臨むとテンションがアップ。車で畑に向かう機会があったら、マイ竹かごを持参しよう。



「ベイガン・バルタ」はナスをじっくり焼いて皮を剥ぐのがとても手間。おのずと調理全体に時間を要するから日本のインド料理店で口にすることは難しいようです。そんな特別なカレーを、採りたて夏野菜でつくるなんて贅沢の極み。


久里浜「ナーガ・ラジャ」特製のカレーパウダーと土方シェフからいただいた岩塩、インド通いをする妻の友人から分けてもらったスパイス「アサフェティダ(ヒング)」(amazonでも扱いあり)を混ぜれば、スペシャル感が増します。インド食文化の奥深さにも唸る真夏の食卓となりました。土方シェフ、その機会を与えてくださり深謝します!

SIGMA DP3 MERRILL/f2.8
LEICA M-E , MACRO-ELMAR90mm/f4