2016年9月2日金曜日

小さいiPhone



お財布ケータイ機能やボケをフェイクで演出するデュアルレンズなど噂の新機能を盛りこんだiPhone7の発表まで一週間となった先日、小さなiPhone SEに機種変更しました。iPhoneのカメラを使うことは稀だし、便利すぎる財布機能があると、意思の弱い自分にはとんでもない散財へとつながるのが目に見えている。だから、噂の新機能よりも、重視するのは機体のコンパクトさでした。シャツの胸ポケットにはみだすことなく、すっきり収まる小ささ。

液晶画面が大きくなり、見やすさは向上したものの、手に余る大きさと滑りやすい曲面デザインになったiPhone6を何度も地面に落としていた自分。精密機械のていねいな扱いには自信があったのに、液晶画面にひび割れるほど落下を重ねてしまうたびに茫然自失。同時に手に収まり、持ちやすいiPhone5のよきデザインを懐かしみました。だから、そのデザインをそのまま踏襲し、最新性能に中身を入れ替えたiPhone SEが登場したとき、常に革新を目指していたスティーブ・ジョブスではありえなかったリバイバルに歓喜。もとのコンパクトなiPhoneを再び使いたいと願い、ベストな機種変更のタイミングをはかっていたのでした。



ワイキキのカラカウア・アヴェニューにあるCOACHショップで買ったiPhone5用革ケースがそのまま使えるのも嬉しい。裏面にカードが2枚入るポケットがあり、iPhoneSuicaという毎日の暮らしになくてはならないものがひとつ、手のなかに収まるというのがありがたい。ケースの液晶画面側は縁の部分が画面より数ミリ高く立ち上がっていて、万一、落としても液晶画面への衝撃をやわらげてくれる。ずっと使いたいスタンダード。「おかえりなさい!」と復帰を祝いたい晩夏の機種変更になりました。ぼくは(たぶん)iPhone7要りません。

ただし、アップルが「airpods」という名称で特許申請をしたというワイヤレス・イヤホンと思われる製品が7日に正式発表されたら、欲しくなってしまうのは必至。とってもワクワクしています。

LEICA M-E , MACRO-ELMAR90mm/f4