2016年11月24日木曜日

ムカゴご飯


ベッドを移した納戸には、南北によく風の通る大きな窓が設けられている。その窓からは裏庭に茂る木や裏山の常緑樹、さらには壁を這い上がってきた長芋の葉が見えます。


視界が抜けるところがグリーンに彩られている。その景色が眼にやさしく、心やすまります。


長芋の葉が黄葉してきたなと近くで眺めると、葉の付け根にできる球芽「ムカゴ」の存在に気づきました。ベッドに立って手を伸ばし、大きな芽を収穫。


米と一緒に南部鉄器鍋で炊いて、ムカゴごはんをいただきます。旬の滋味がぎっしりと詰まっていて、口にすると元気がみなぎってくる印象。家でそんな食材を摘み取れるなんて、豊かで嬉しい気持ちになりました。

LEICA M-E , MACRO ELMAR90mm / f4