コーヒーハウス「ぽえむ」で土曜日の半日近く、憩ったあとは、向いの「三浦ストア」へ。手土産にぴったりな、三浦半島のおいしいものがいろいろ揃う地域密着型スーベニア・ショップ。民藝の美に傾倒する店主の嗜好がインテリアの随所に。
インドの古道具、あるいは使いこまれた日本の編組品に植物をさりげなくさす。「いいなぁ」と眼に至福な景色を眺め、欲しかった沖縄、奥原硝子のジャム瓶をいただく。鎌倉「もやい工藝」を通じて、店主がオリジナル製品として発注した再生ガラスの瓶。使う分だけ、テーブルにジャムを出すときに便利。吹きガラスのやわらかな造形、沖縄らしい色彩が食卓に彩りと華をもたらしてくれる。
再生ガラスの素材であるコーラ瓶に似たラムネ色と、サンゴ礁の内海を思わせる瑠璃色の2色。ぼくは瑠璃色を今回は選びました。補充用ジャムのラインナップが充実してきたら、ラムネ色も求めて、使い分けてもみたいな。小さく、愛らしいこの瓶がテーブルにちょこんとある風景が楽しい。冬の葉山に南国の色と光がやってきたようで、気持ちが高揚しました。
LEICA M-E , MACRO ELMAR90mm / f4
