2017年2月7日火曜日

ライカ銀座店の2階


ライカカメラ社としては世界初の直営店「ライカ銀座店」。みゆき通りに面し、自身はこの店の前あたりで一眼レフカメラのシャッターをはじめて押したメモリアル・プレイス。心のなかで碑を立てたいほど、淡い郷愁に浸れる場所に、世界一好きなカメラ店が誕生。悦びと、勝手に縁を感じています。1階はブティック。最新機種のM10に触らせてもらったあと、2階へ。最上質なプリント作品を眺めて奥のカスタマーケアにライカM-Eを持ち込む。数ヵ月おきにCCDセンサーのゴミを除去を依頼。1時間ほど待てば、作業は完了。階下で購入したカメラだから無料サービスなのがありがたい。


ついでにケア担当の方にリチウム・イオンバッテリーの劣化について尋ねる。使用して4年が経過したライカM-E。そのバッテリーが70%程度しか充電ができなくなったので原因と対策を質問。これはバッテリーの充電を繰り返していくうちにみられる症状だとか。たまに完全にバッテリーを放電する必要があるそうです。純正の充電器には放電機能が搭載されていないので、カメラにバッテリーを入れ、スイッチオンのままにして放置。自動電源オフの機能をはずしておけば、とても時間を要するけれど、完全放電できるとのこと。早速、助言を試しつつ、近々に氷点下20℃の寒冷地での取材も控えているので、予備バッテリーを購入しました。

それにしても、このラグジュアリーの空間には気分が昂揚します。こんな個性的なカメラ店は世界唯一でしょう。分不相応と嘲笑されようが、ぼくにとっては最上の雰囲気と洗練に触れることが大事なのです。

LEICA M-E , SUPER WIDE-HELIAR15mm 2nd GEMERATION   f4.5