2017年5月13日土曜日

新宿に蛸壺を観に行く


BEAMS JAPANのバイヤーをつとめる友人が天草で見つけてきたという蛸壺をインスタで紹介。天草では漁具として現役で活躍していること。素焼きが基本の蛸壺に釉薬が掛けられていることが珍しく思え、仕事の打ち合わせついでに新宿の店に立ち寄り。あいにく欲しかったタイプの在庫がなく、許可を得て撮影だけさせてもらいました。とても安価で平穏無事なかたち。丈夫な海の道具として使われているストーリーも佳い。大きなタイプは底に砂や海水が抜ける穴が開いているので、植木鉢として転用可能。


蛸壺の活用例を提案するコーナーには、友人がリサーチ&買い付けの際、ともに旅している愛用品も展示されている。フィルソンのキャップ、パタゴニアの「ライトウェイト・ブラックホール・ギア・トート」やモンベルの「トラベルアンブレラ」など。こういった小物については友人と嗜好が通じる部分がある。とくに驚異的な軽さの折り畳み傘には、モンベルの修理体制も含めて強く惹かれていたので、まじまじと眺める。選ぶなら色は白しかないでしょうと狙っていたので、共通する好みを見出せて嬉しい。店を出たら、たまたま雨が降り出してきたので、近くのモンベル直営店に駆け込み、衝動買いしてしまいました。友人に背中を押されてという都合のよい言い訳とともに。

LEICA M-E , SUMMILUX50mm ASPH.