2017年6月5日月曜日

浦賀と海とパン


ふと思い立ってお墓参りの帰りに浦賀までドライブ。妻がずっと気になっていたという場所でランチ。東京湾口から奥へ狭く切れこむ湾の入口付近に立地するマリーナ。その2階にあるのが「ワンこぱん」。女性ひとりでたくさんの種類のパンを焼き、店頭の接客・販売まできりもりしている。店内にはテーブルとイスが置かれ、イートインでカフェのように過ごすこともできる。


好みのパンを選んで、クリームリーズや生ハムなど数種の具をはさんでくれる。パン好きではないけれど、パンへの嗜好は確かな妻がほめたたえる味わい。


パンプディングも温めて、器に盛って供する。てんてこまいに忙しいのに、ていねいさをおろそかにすることはない。同ジャンルの繁盛店の店頭に立つ妻も感心する。湾に出入りする大小の船をぼんやり眺め、パンとコーヒーをいただく。浦賀ののどかな空気になごみ、長居してしまいました。対岸のマリーナ近くに立つのは3棟のリゾートマンション。あの部屋の窓から海を眺めながらの暮らす日々は、どんなに心地よいものだろうか。京急浦賀駅もさほど離れていないし、京急が都心と結ぶアクセスの利便性を考えれば、都会への毎日の通勤は僕の暮らす葉山より、むしろスムーズなのではないか。浦賀への憧れの気持ちがふつふつと立ちあがってきました。

LEICA M-E , MACRO ELMAR90mm f/4