2017年8月14日月曜日

モバイル現像



夏休み前、にわかに忙しくなり、連夜遅くまで机に向かう。ゴールが見え、安堵の解放感に包まれ佃島に泊まる。


橋を渡った一丁目が江戸時代から続く本物の佃島。


昭和初期の家屋がならぶ路地を抜け、月島のモスバーガーへ。


最近、モスバーガーもSUICAでの支払いに対応するようになった。これで島泊まりの日の遅い夕食にも困らない。この店舗向かいのジョナサン、近くのマクドナルドもSUICA払いが可能で、イートインの選択肢が周辺では3つに。外食天国・台北に比べ、交通系カードの飲食店での使用はとても限られている日本だけど、モスの新体制はともかくありがたい。


デジカメのSDカードをPCに読みこむカードリーダーを葉山に忘れてきてしまったので、東芝の無線LAN(Wi-Fi)搭載SDカード「FlashAir」でiPhoneにRAW画像を転送。アドビの無料アプリ「Lightroom for iPhone」で現像し、iPhone有料アプリ「Blog Touch Pro」でBLOGをアップ。この一連の流れをiPhoneでできてしまう。東芝の転送用アプリは多くの人がレビューを寄せているように突然落ちるし、カメラ側のバッテリー消耗も激しい。東芝の経営状況と同様に不安定さは心もとないし、あくまで緊急時に使用は限られるけれど、今後はPCなしでどこでもRAW画像の現像とBLOG更新ができる体制になった。未来に足を踏み入れたような諸々の進化にモス店内で一人感動する。

屋外では、その場に行き交う他のWi-Fiの干渉を受けるようで、転送はたびたびスタックする。それでもカフェや電車の中でたくさんのRAWデータをカメラからiPhoneに無線で移す行為にはスパイ映画の場面を連想させるスリリング感があり、マニアックで愉しい。ライカM-EはSDカードを挿す底の部分が真鍮製カバーで覆われているけれど、蓋を被せたままFlashAirで転送できました。

LEICA M-E , SUMMILUX50mm ASPH. F/1.4