2018年1月26日金曜日

楽園の野菜と卵


このところの冷えこみで僕も妻も体が弱ってきているので、野菜のたくましい生命力をいただこうと、湘南国際村「パラダイスフィールド」で無農薬野菜を収穫。


農場を運営する伊藤さんと、久しぶりに顔を合わせる。去年10月の長雨の影響で、この冬は不作。今、採れるのは大根くらいとか。それでも、かろうじて小さなニンジンや、大好物のルッコラを少しだけ掘り出すことができた。


山のうえの畑。海に近い葉山一色の平地とは気温の差が激しく違う。先日の雪が多く残り、土には霜がおりている。昼間は温暖な地域だから、この寒暖差でいつもにまして滋味深い野菜に育つかもしれない。


ヤギに挨拶。その小屋近くに、鶏小屋ができていた。


虫を食べ、草をはむニワトリたち。化学飼料なんてあげていない。自由に、元気に土のうえを走りまわる。朝から昼にかけて産む卵を買うことができる。寒い日は産まないこともあるそうだが、この日は6個もあった。全部いただく。


収穫した野菜と卵。帰って泥を落とし、調理せずにそのまま食べた。ポパイのほうれん草よろしく、すぐさま体が反応し、活力が湧き出てくるのを感じる。卵はふだん平飼いの鶏のものを取り寄せているが、産みたてのおいしさにはかなわない。きれいなベージュ色をした黄身と澄んだ白身。ご飯にかけて醤油を少したらしてかきこむ。驚愕の旨さ。伊藤さんのご子息は、この卵を口にしてから、市販の卵が食べられなくなったというのも納得。

SIGMA DP3 MERRILL 75mm