世界の朝食を一日中食べられる「WORLD BREAKFAST ALLDAY」。その原宿店を取材。
今月末まではドイツ特集。どこの国に焦点を当てるかは2ヶ月ごとに変わるが、カトラリーは共通。フランス、ジャン・デュポ社のクラシックなシリーズ「ライヨール」を選んでいる。ステンレスの武骨な素材感と線の細い洗練された造形。そして蜂マークの愛らしさに見惚れ、インターネットで調べて自分が多用するであろうデザートフォークを手に入れた。
ライヨールのデザートフォークを早速家で使いたくてチーズケイクを作ろうと食材を調達。築地の仕事場近くの自然野菜店「リムクラッソ」が扱う四国の無農薬レモンと「カルディ逗子店」の定番商品で、226グラムという量が絶妙な『ポーリークリームチーズ』。
生クリーム、サワークリームは未使用。たっぷりのレモン汁とギリシャヨーグルトを和え、伊賀丸柱のおひつで酸味の強いレアチーズケイク風に焼き上げる。
見た目はともかく今回も上手くできて感動。お気に入りのフォークで食べると、さらに美味しい! 200年前から作られている歴史は伊達じゃない。椅子と同じく、カトラリーも品格と使いやすさを備えた西洋の製品にはかなわないと思う。
LEICA M-E , 7artisans28mmF1.4
SIGMA DP3 MERRILL