2019年1月27日日曜日

mr.matsuyama



昨年の葉山一色海岸アート展で偶然知り合い、以来、毎月お会いしては、都内の知られざる花の名所を教えていただいているのが、葛飾区金町で「花の写真館」を主宰する松山忠徳さん。浅草で生まれ育ち、小学生のときから写真にのめり込み、押入れで現像、紙焼きをしていたという筋金入りの写真少年。79歳の今も、花のある景色を主に、精力的に撮影散歩を続ける。



先日は松山さんの名パートナー泰子さんと一緒に、葛西臨海公園を歩いた。ゆっくり、じっくりと多様な植生を教えてくれた。

さ

一日で2万歩を歩くこともあるそう。楽しみたいことが日々ありすぎて困るという、あふれる好奇心が元気の源。見習いたい。



経験の長さに基づく高い技術だけでない。洗練の美意識で光と色を捉える。その洒脱なセンスは幼少時の環境に培われたのだろう。風景への眼差し、探求心、撮影の姿勢。写真を慈しみ、人生を楽しむ術を、「ぼくの叔父さん」松山さんから学んでいる。

LEICA M-E , 7artisans 28mm f1.4