2019年2月21日木曜日

SEA



時間の経過は哀しみを忘れさせてくれるのだろうか。週末はまた、いつもの通り、相模湾沿いの道を走るようになった。途中、ブルーグレイの空と海に淡々とカメラを向けた。



サーファーのように浮かぶ水鳥、波とうねり、風と光の揺らめき、肉眼の視認能力をはるかに超えて、シグマのスーパーカメラ「DP3メリル」は細部をすくいとる。ライカ製レンズの穏やかなトーンに心なごみつつ、ときには精緻に世界を観てみたくなる。人というのはまったく複雑な生きものだ。

SIGMA DP3 MERRILL