ferment books『サンダー・キャッツの発酵教室』を読み、発酵食に目覚める。手始めに春キャベツを熟成させたザワークラフトづくりに挑戦。鎌倉佐助「もやい工藝」で入手した宮内窯の三升蓋付き甕に一週間寝かせたキャベツを取り出し、鷹の爪をたっぷり和えて瓶詰め。味見したら、浅漬けみたいなライトな酸味がめちゃくちゃおいしい。幸先いいなぁと、次は味噌づくりに着手。味噌を家でつくるなんて大そうなことかと思っていたら、葉山、鎌倉の知人はふつうにやっていて、みんなうまくいっている。案外、簡単らしい。
鎌倉浄明寺の「sawvih」で分けていただいた大豆を豆の食感が若干残る程度につぶし、無農薬玄米糀、海塩、湯(大豆の煮汁)を混ぜ合わせる。ただそれだけ。驚くほどシンプル。サンダー・キャッツさんの大らかなレシピを参考にしつつ、sawvihならではのポイントを押さえたノウハウもミックスして仕込んだ。確実に失敗を避けたい人は、sawvihが通年おこうなうワークショップに参加したほうがいい。
アルコール殺菌し、うまくいきますようにと気持ちをこめて、内部に塩をまぶした甕に敷き詰め、重しを載せて、蓋をラップでシーリング。気温が上がってきたから発酵のスピードも速いだろう。数ヵ月後が待ち遠しい!
LEICA M-E , MACRO ELMAR90mm f4