2019年5月9日木曜日

WAREHOUSE



近所の骨董商・大久保さんに探しものを尋ねる。



内心で3,000mLのフラスコに合う蓋を願って伺ったら私物と同種が干されていて、神がかった偶然に仰天。



静謐な実験器具群が壮観。醸す空気に心奪われた。デザイナー、建築家、国内外の美術館キュレーターが大久保さんの眼を頼っている。



そういえば、こんなものに出合いました、と手にしたのは柳宗理デザインのテープディスペンサー。まず出回らない稀少品。大久保さんですら初縁とのこと。



佳い気が流れる美しい空間で、無意識の美を愛でさせてもらった。深謝。


分けていただいた硝子蓋。マイ三角フラスコの口径には僅かに大きく、かわりにケメックスに活用したら、実験器具みたいな佇まいにすっと馴染んだ。

SIGMA DP3 MERRILL 75mm f2.8